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自分の発信において、大事にすべきこと。何屋を超えたその先にあるものとは。

skysuraimu470@gmail.com

さて今日は、「自分の発信において大事にすべきこと」というテーマ。

いきなりですが、

「カレーが食いてえなぁ」
「今日は餃子の気分だよなぁ」

と思えば、CoCo壱や餃子の王将へ行きますよね。

これはごく普通の感情。別にCoCo壱や王将ではなくてもいいです。今極限に腹が減っていて、パッとそれらが浮かんだので。

食べたいものが決まれば、次に「どの店へ行くか?」を決めるでしょう。


同じカレー屋・餃子屋でも無数に候補があるので、絞って決断しなければなりません。

・値段
・味
・その時の気分
・店の雰囲気や接客の良さ

・・・

などなど、決める時に必要な要素はたくさんある。
その判断軸を元に、行きたい店へと導かれていく。

で。

最終的にCoCo壱へ来たとしましょう。

もう頭の中は、

「やっとCoCo壱のカレーが食えるぜ!!ヒャッホウ!」


というテンションに違いありません。だって数あるカレー屋の中から本命になったわけですもの。(選ばれたのはCoCo壱でした。)

そんな気持ちが最高潮の時に出されたカレーが、CoCo壱ではない別の店のカレーならどうなるのか。


「はぁ? 俺はCoCo壱のカレーを食いに来てるねん。それを出せや!」

という憤りが襲ってくるはず。だって裏切られたんですから。

”その店のその味を求めて来たのに、それが食べられない”

こんなことがあってはならないのですよ。

でも、情報発信においてはこんなことが平気で起こっているんです。

「自分の店で出す料理よりも、他店で出されている料理の方が人気やから似たものを出そう」

「みんなやっているから、それに便乗しておけばいいか」

「ファストフード的なものを出しておけば、みんな買いに来るだろう」


これらは、顧客に対する裏切り。

自分の店へ来てくれたのに、自分が思う美味しいものが出てこない。わざわざ選んでくれたのにも関わらず。

カレーを食いに来たのにパスタを出されたり。寿司を食いに来たのにペペロンチーノを出されたり。まぁ少し大袈裟ですが。

そして、同じような味付けや見た目、値段。道路沿いにそんな店が200店舗。

そんなのみんな破滅するでしょ。笑

「自分は何屋なのか? を意識することが大事です」

なーんてことがよく言われている。けど、僕的にそれだけでは足りないと思うわけで。



どんなものが良くて、何を大事にしているか。そしてそこから導かれたものをしっかりと提供できているのか。

ここまで考える必要があるなと。


世間的に迎合した美味さを求めるなら、自分が提供する意味はありません。だって他の人でもできるんやし。もはやそこに【味という名の個性はなく、無味に等しい】とまで思いますね。


その人が感じられないのなら、どれだけ濃い味付けをしようが無駄なんです。

自分なりの美味さ・良さをひたすら提供し続けていくことこそが、重要なのではないでしょうか。

僕が出す料理は、めちゃくちゃ癖が強いです。

読むだけで嫌になる人もいる反面、好きな人はめっちゃ常連になる印象。

納豆とかパクチーみたいな。
読むパクチー、読む納豆。(何それ)


ちなみに僕はパクチーが死ぬほど嫌い。けど、納豆は超絶好き。

別に嫌いな人がいてもいいんです。好きな人がいてくれれば。こうしてはっきりと二極化が起きるのは、自分の思う美味しさを表現しているから。そこに好みが出るのはごく自然なこと。

気に入らない人は、ファストフード店やファミレスへ行くでしょうし。

「僕の料理は気に入らなかったんかなぁ。なえぽよ。」

みたいに落胆する必要はありません。(てか、なえぽよってもう古いんですかね?)


そこに注力すべきなのではなく、来たお客さんを満足させることが重要なのであって。つまりは、

自分に求められている価値を理解して、それをきちんと提供すること

顧客は、「腹減ったなぁ。今日は思考力の出汁や変わったネタを味わいてえなぁ」と感じた時、僕の店へやってくるんです。そしたら僕は、


「へいお待ち!」と、その時に出せる新鮮なものを提供するだけ。



奇を衒(てら)って、

「チートマネタイズ術」とか「なんとかてんぷれーと」

みたいなものを取り揃えていても、消費されません。求められていないので。

そういうものが好きな人は、そもそも僕の店へはこないでしょう。「そういうことが学びたいんです!」って注文されても、食べログに載っている他店を紹介します。

ジラ谷屋にやってくる顧客は、僕の出すものを求めているので、そこに他店がどうとかは関係ないんです。てか、そんなことを言っている時点でアウト。

「じゃあ、そちらのお店に行かれてはいかがですか?」

という一言で終わり。


僕がチェーン店になったらどうなるのか。
多分、僕を指針にしている人は困り果てることでしょう。

「せっかく他とは違うものを求めて、辺境の地にある店へ辿り着いたというのに・・・結局他と一緒やんけ・・・」


ってな具合に。


だから僕は周りが何をやってようが、自分の良いと思うものを提供し続ける。そしてそこに来る顧客と楽しく戯れるんです。

「何を提供していくか。」というのはものすごく大事な要素。

でも大枠だけを決めて満足してはいけません。どういうものを良いとしており、追求していきたいのかを問うてみる。自分の内から湧き出たものを提供し続けていれば、必ず繁栄できますからね。


色々と書いてきましたけど、「自分はどう思っているか」「良いと思っていること」をきちんと表現しようねって話でした。

ではではまた。

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ジラ谷
ジラ谷
世界観構築やら、思考力やら言語化について発信してます。他にはない面白いコンテンツを用意してますので、楽しんでいってくださいまし。
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