カードゲームのデッキと情報発信におけるレアカードのお話
今日は、「自分に必要な情報」について、カードゲームのデッキという例えを用いてアウトプットしていくことにしましょう。
さっきYoutubeでカードゲームのCMが流れており、それを見て幼少期の頃に、遊戯王やデュエル・マスターズなどで、よく友達と遊んでいたのを思い出しました。(もうかれこれ、15年ほど前の話・・・)
そこから繋がりが見えて文章が書けそうな気がしたので、忘れないうちにパソコンの前に向かっております。
多くのカードゲームというのは、大体40枚程度のカードを1つの束にした、
「デッキ」
というものを使って勝負することが多いです。
このデッキ構築をするというのもカードゲームにおける1つの醍醐味で、
面白い要素なんですよね。
単に、強いカードだけを入れたら絶対に勝てるわけじゃなく、サポートカードや相手を妨害するカードなど、バランスが大事。
さらに面白いのが、
一般的にそこまで強くないとされているカードでも、自分のデッキにおいては重要な役割を果たす
ことが結構あるんです。
僕も実際にカードゲームで遊んでいた時は、とにかく強いモンスターを入れておけばいいという脳筋プレイでゴリ押していたんですが、バランスというものを全く考慮していなかったために、しっかりと構築されたデッキには歯が立ちませんでした。
これは情報発信する時にも重要な考え方だと思ってて、周りで「これはいいですよ!」と言われている知識や情報を、なんでも闇雲に吸収すればいいってもんじゃありません。
言い換えるなら、
世間でいうレアカードが、自分にとっても絶対に価値があるとは限らない
ということ。
逆に他人からすれば、「それは何の役に立つんだ!?」と思われるノーマルカードでも、自分にとって必要だと感じたら積極的に入手すればいいんです。
大事なのは、
自分に必要なカードでデッキを構築すること
なので、そこで他人に流されては意味がありません。
僕も、「哲学」「アニメ・漫画」という稼ぐことだけにフォーカスすれば、さほど重要ではない要素から学びを得ていますが、これは自分にとって必要だと感じているから学んでいるんです。
いわゆる、僕にとってのレアカード。
特殊な概念や、普段触れることのない考えなどを学ぶことで、違うものの見方や視点を獲得できるんです。
他人が価値だと気づいていないものに、価値を見出せるのは1つの能力だと思うし、それをわかりやすく言語化して新しい世界を見せてあげれば、そのまま価値提供になりますからね。
ぱっと見では使い道のなさそうなカードを用いて、普通では思いつかない戦い方を教えてもらった時に、「うおお。すげえええ!」と感動したのを今でも覚えています。
また、よく吟味して自分に必要な素材を揃えていくと、徐々に使用できる手札が増えていき、色々な視点から物事を考察することができるんです。
手札を3枚しか持っていない人と、10枚持っている人とでは、召喚できる視点の数が違ってくるのは当然のこと。
初めは単発的な効果しか発揮しなかったものでも、パーツを揃えていくことで、自分の手札内で「コンボ」を発生させることができて、
より味のある世界観を演出できるようになるんです。
この連鎖が発動すれば他の人とは違う次元に行けるし、次第とファンも形成されていくでしょう。
自分にとってのレアカードは、どこに落ちているか分からないし、ある日突然ノーマルカードから変化することもあります。なので、「使えそうだな・面白いな」と思ったら、とりあえず入手してフォルダーの中に格納することがおすすめ。
実際のカードゲームではデッキの枚数に制限がありますが、情報発信においてはそういった制約がないので、カードが増えれば増えるほど成長できるんです。
周囲の目とかは気にせず、自分が興味を持ったものを拾い集めていき、そこに価値を見出すことが必要になってくると思うので、ぜひあなたなりのレアカードをたくさん集めて独自のデッキを構築して欲しいなと。
ではまた。