人生のゲーム化と、どうぶつの森戦略のお話
今日は、「人生のゲーム化」というテーマでアウトプットしていこうと思う。
よくツイッターなどで、
「人生をゲーム化したら楽しくなります!」
「最初はスライムしか倒せないけど、強くなればどんどん楽しくなって先に進めます!」
みたいなツイートを見かけます。
確かに、間違ってはいないし分かりやすい例えだけども、こういう系統のツイートは、僕からすれば
「競争するのが当たり前だよね」
と言っているようにしか聞こえません。
リプ欄とかでも、「ガンガン強くなって、周りと差をつけます!」とか、「ライバルに勝つためには日々修行ですよね!」みたいなリプが多いし、
ゲーム化=競争する世界線で生きていく
というのが、暗黙の了解ぽくなっていることに、少し違和感を感じたわけで。
僕が重要だと思うのは、
『どんなゲームの世界線で生きていくかを、じっくり決める』
ということ。
つまり、
格闘ゲーのようにライバルとバチバチ戦って高みを目指すのか
どうぶつの森のように自由気ままに暮らしながら好きなことに没頭し、自分の村という世界観を作ることに注力するのか
こういうことを、ちゃんと決める必要があるということです。
ゲームなんてこの世には無数に存在するし、他人と自分は違うわけだから、必ずしも相手と争う必要はありません。
具体例であげた以外にも、自分の生き方とマッチするようなものは存在するはず。
インフルエンサーの発言に惑わされて、自分が望まない世界線へ行ってしまうことが、一番避けなくてはならないこと。その場の雰囲気や、周りの声に飲み込まれそうになることもあるけど、そこはしっかり自分で吟味しなければなりません。
僕も過去、バチバチに争いが起こっている界隈に足を踏み入れていたから、いかに競争することがしんどいかをよく知っています。
組手で何人倒しても次から次へと囲まれて、油断すると一瞬で狩られる。
最初は楽しさの感情が勝っていましたが、途中からしんどくなったんですよね。
それからというものは、どうぶつの森の世界線へと移住し、静かにのほほんと暮らしながら文章を書いています。
文章を書き、疲れたらその辺を散歩して筋トレをしたりする。
たまに友達と遊んだりもしながら、ひたすらのんびり暮らす。
誰とも争わず、他の人の村へ遊びに行って、そこから自分の村作りのアイディアをもらったりもしますかね。
まさにリアルどうぶつの森。
これは、
【自分の『村』という世界観を作ることを目標にして、充実した日々を満喫するという要素】
をゲームから借りてきて、実際の生活で活用しています。
この生き方は、僕が実際に体験して良いと思っているからこうやって書いていますが、あなたにとって理想かどうかは分かりません。
人と競争しながら、高みを目指していくことが快感だと思う人もいるでしょう。
なので、最初からガッツリその世界線に入り込むのではなく、体験版として色んな世界を巡ってみるといいかもしれませんね。
そこから自分が生きていきやすそうな世界線を決定して、ゲームを始めればいいのです。
最初から全体を見ておかないと、後から俯瞰しようと思った時に、気づいたらすでに深層まで入り込んでいたというパターンも少なくありません。
そうなってしまうと、自分にもっと適した世界線の存在を知らずに、
【魔界で生きていくことを余儀なくされてしまう】のです。一度その世界線へ入ってしまうと、また別の世界線へ移動するのは中々難しいので。
時間は限られているから、
『どのゲームのどんな世界線が、クリアしやすいのか』
をじっくり考えることこそ、本当の意味でのゲーム化なんじゃないでしょうか。
ぜひ、あなたも自分にあった世界線を見つけて欲しいと思います。
疲れたので今日はこの辺で。ではまた。