ピスタチオ的戦略が有効な理由。じわじわと日常に浸透させていくお話
久々のサウナで、体が浄化されていく。暑くなってきたからそろそろ出ようとした時、テレビから面白そうな特集が聞こえてきた。
「今はピスタチオが巷で流行っているそうです!」
・・・何か気になったので、聞いてみることに。
なるほど、ピスタチオ入りのケーキとかプリンがよく売れてて、それがちょっとしたブームになっているようだ。
僕は1~2回くらいしか食べたことがないから、正直味はよく覚えていない。
一通り特集が終わって、コメンテーターの発言を聞いてたら、興味深い発言があった。
「タピオカみたいなブームかな?と思ったけど、ピスタチオは言われてみれば、目にする機会が増えた感じですね。気づいたらそこにあった的な。」
この視点が面白いなぁと。
確かにタピオカの場合だと、台湾から日本へ進出してきてすぐ、爆発的に広がった。あらゆる所にタピオカ専門店ができて、みんな夢中だったのをよく覚えている。
一方で今回のピスタチオの場合は、そこまで予兆的な物はなかったけど、知らない間に消費されている量が増えて、気づいたら生活の中に浸透していた。
この両者には大きな差があると僕は思う。
僕が何かこうやってコンテンツを出し続けているのも、なんか気づいたら読んでしまうなぁと思わせる狙いが多少なりともある。
何かとんでもない爆弾コンテンツを作り出してバズればいいのかもしれないけど、そこから先はどうなるのか?
そう、ブームが去ったらタピオカのように消えていくのだ。
多少なりとも有料コンテンツでマネタイズできたら、ほとんどの人が知らない間にフェードアウトしていってしまう。ごく一部の人がコンサルをしたり、インフルエンサーの階段を駆け上がるが。
消えていく理由は色々と考えられる。
出したコンテンツに批判が殺到して、逃げるしか方法がなくなったとか、思ったより稼げて満足したとかね。
でも、僕はこうなりたくはない。
常に面白いコンテンツを提供し続けたいし、失敗とかも含めて隠すつもりもないからね。だって情報発信をする決めて他のものを捨てたから、他にやることがないのよ。笑
まだまだ人生は長いし、色んな人と関わって仲間を作りたいという想いもある。
そう考えた時に、長期的に生き残っていくためにはじわじわと認知されて、
「ジラ谷さんのコンテンツがないと、退屈なんです!」
と思われるようになる必要があると思ったわけ。
そういう人が1人でもいれば、そこからファンになる確率も高くなるだろうから。
一方でタピオカのように勢いがあっても、すぐに消えてしまっては何も意味がない。
もうタピオカの話をしている人はほとんどいないし、記憶からも忘れさられてしまう。
派手なことをして瞬間火力を出せても、刹那的に消えてしまうくらいなら、地道に生き残って「あの人長く活動してるよねえ」という印象を持ってもらいたい。
今日見たピスタチオが長く生き残るかは分からないけど、そこから今後の戦略を立てるヒントをもらえたからラッキー。
なんでも学びになるとやっぱり面白いね。
ということで今日はこの辺で。ではまた。