マネタイズさせることだけが、価値ではないということ。他人に良い影響を与えることについて

さて今日は、【自分が提供できる価値】というテーマで書いていこうと思う。

価値については以前に何回も書いてきたけど、
今回はコミュニティという視点から僕の思うことを綴っていこうかなと。

情報発信では自分が何か行動をして実績を得て、その実績を看板に集客をしていくのが一般的。

Brainやnoteでも、「これくらい稼ぎました!」という実績を載せている人が多い。

そういう主義や信条が罷り通っているから、後から参入してくる人も同じような思考回路がインプットされて、

【何らかの稼ぎ方を教える】というルートに足を突っ込んでしまう。

もちろんそういう考え方もあるけど、それ以外に可能性がないのか？

と言われたら、全然そんなことはない。

もし必ず何か実績を出してそれを売りにする必要があるのなら、
僕の元に全く人は集まっていないことになる。

だって、僕はいくら稼いだとかいう実績はほとんどないし、
そんなことを言ったこともほぼない。

でも自分を慕ってくれる人もいて、コミュニティもできている。

「コミュニティに参加したことで、以前よりも思考の質や考え方がアップデートされた」

「自分には何もないと思っていたけど、これから動き出すのが楽しみ」

という感想を貰えたりするので、
僕はなんらかの価値を提供できていることになるわけ。

もし、

「僕がマネタイズさせます!　稼がせます!」

と打ち出してコミュニティを作っていたら、早々に離脱されているやろう。
でもそうではなく、

「じっくり時間をかけて色んなことを学び、そこからコンテンツを生み出して魅力的な自分を発信していこう」

というメッセージを掲げているので、早急に稼ぎたいという思考の人はそもそも集まってこない。

そんな人は僕の元に行くより、もっと稼げる内容に特化している人の元へ行くやろうから。

「考えるのが好き」とか、「しんどくても自分で道を切り開いていきたい」
という人に向けて、僕は日々自分の思考を発信しているからね。

「昨日よりも行動する量が増えた」
「物の見方が変わって嬉しいです」

みたいな感想をもらうことができているので、良い傾向。

まぁ、「稼げました!」という報告はこないけど。でもそれはもう僕の力ではなく、本人の頑張りなだけで、僕の価値を証明する材料にはならない。笑

人に新しい世界を見せ、何か自分の行動が変われば立派な価値やからね。

マネタイズさせることが神格化され過ぎているだけで、人に何か良い影響を与えられているのであれば、自信を持っていいと思う。むしろこういう考え方がないと、

「自分は稼いでないし実績もないから、コンテンツを販売したりすることができない・・・」

という足枷がつきまとうので、やめた方がいい。

場の提供や、面白い世界を見せ続けるなど、自分がどんなもので価値を創造できるかを考えてみてほしい。

それは他人から教えられるものではなく、自分の中から見出すもの。

「実績のない奴がイキるなよ」と言われるかもやけど、いくらでも偽造できるものに目を奪われている人の方が危ないよと、僕は警鐘を鳴らしたい。ずっと継続してみんな実績を作り続けられるならいいけど、そんなことはないしね。

なぜなら、常にBrainなどで新しい教材が売れ続けているから。

みんな同じものを買って、結果が出ているなら新しいノウハウに手を出す必要なんてないでしょ？　

でも、答えの見えない子羊たちが「今度こそは! この人なら大丈夫だろう」という儚い幻想を夢見てコンテンツへ課金する。

それが永遠に繰り返されるから、一部の発信者が恩恵を享受し続けられるわけ。

そのループから抜け出すには、人にすがるのではなく自分で活路を切り開いていくしかないんよ。何かに依存していると、その人やコンテンツが消えたら何もできなくなってしまう。

いつ糸が切れるかなんて分からない。

いかに早く・いかに効率良く稼ぐかということことに触発され、自分のペースを見出してしまっては本末転倒。そういうやり方に疲れた時、果たしてみんなどこへ向かっていくのか。

自分の力をつけて、じっくりやっていくのも全然悪いことじゃない。

誰かにとって価値を提供し続けていれば、焦らなくてもマネタイズはできるし人も寄ってくる。でも、短絡的に自分の利益を追い続けて慕ってくれる人の成長を無視すると、色んなものを失うだろう。

『最終的にどれくらい長く生き残れるか』

というのが情報発信において重要なテーマやと思うから、僕は変わらずこのスタイルを貫いていくつもり。

では今日はこの辺で。

ジラ谷

XLINE

世界観構築やら、思考力やら言語化について発信してます。他にはない面白いコンテンツを用意してますので、楽しんでいってくださいまし。