5の提供と95の補完について。また、お土産を持ち帰ってもらう話
今日は、僕が「情報発信において心掛けていること」
について書いていく。
どういった意識やスタイルで日々文章を書いたり、
ツイートしているのかということだね。
こういった自分に関することは定期的にアウトプットしておく必要がある。
そうじゃなければ、考えていることと実際にやっていることに違いが生じてしまうから。
なので、思考の整理という目的でつらつらと書いていく。
僕はインスタや他のSNSでは情報発信をしていないので、主戦場はTwitterだ。
1つのフィールドを見渡していても、様々なスタイルの人が存在しているのが分かると思う。
具体的なノウハウを提供したりする人や、
丁寧なコンサルで手取り足取り教えている人など。
僕の場合は、
『5%ほどのヒントを提供して、残りの95%を相手に補完してもらうということ』
を意識している。つまり、いくつかの学びやアウトプットのきっかけを提供することで、そこから相手自身に思考してもらい、どんどん自分を高めていってもらうというやり方だ。
より具体的に言えば、
僕のコンテンツを消費してもらって、お土産を持って帰ってもらう感覚。
自分が気に入ったことや、引っかかる所を好きなだけ持って帰ってもらい、レベルアップに活用してもらうというやり方かな。
このやり方は元々、僕が参考にしている人が使っているもので、そのスタイルを継承していると言ってもいいだろう。
なぜこのスタイルを使っているかと言うと、実際に自分が大きな成長を感じているから。
いくつかのきっかけしか提供されないので、残りの部分は自分で考えて答えを出していく必要がある。そこで思考した時間や質によって、その人の今後は大きく変わってくるはずだ。
このやり方だと、9割以上の枠が残されているので、自分で考える余地が大きい。
つまり、自分の色を演出できる幅が広いということなので、追求すれば差別化を図ることは容易になるということ。
具体的な内容を与えてしまうと、短期間での成功はもたらせるかもしれないが、その人自身が思考したことによって生まれた結果ではないから、どこかで波に乗り切れず沈んでいく。
また、こちらが言うことを実行させるだけでは、その人が考える余地を奪っていることになるので、相手にとってはマイナスになるというわけだ。
学生の頃に部活動をしていた時も、強豪校なればなるほど監督がそこまで関与することなく、チームメンバーで作戦などを話し合っていた。
何かしら考えるきっかけを与えられていたはずだが、
メインになっていたのは選手たち。
分からなくても、自分の頭で考えまくる方が長い目でみた時に成長に繋がっていくと僕は思う。答えを安易に知ってしまうと、その時点で思考を終了させてしまうので、まずはもがいてみることが大事なのではないだろうか。
哲学者のソクラテスも相手にひたすら問いを投げかけ、考えさせていたことで有名だが、結局それが相手の成長に直結する唯一の方法だと感じていたんやろう。
自分で考えて行き詰まりを経験することで、もっと高みを目指そうという感情を持ってもらうために。
だから、具体的なことは多く語らなかった。
まあ色々なスタイルが存在するとは思うけど、具体的なものに人は集まってくるから、そういうところから徐々にフィールドは閉じられていく。後から参入した人には美味しい果実はほとんど残されておらず、十分な恩恵を享受することは難しい。
それならば、最初は思考したり悩む期間が多くて苦しいが、時間が経てば周りに人がいない状態を作り出せて、平和に生き残る選択をする方が僕は良いかなと感じている。
地道に、ひたすら本質を探求していくことが1番の成功法則なのではないかと、
最近ふと思ったりもするかな。
ということで今日はこの辺で。ではまた。