独自世界の作り方講座 〜自分だけのサンクチュアリを築きあげよ〜 お試し版
このコンテンツは、
『独自世界の作り方講座 〜自分だけのサンクチュアリを築きあげよ〜』
のお試しコンテンツです。
レターや本編は、こちらからどうぞ。
プロローグ
さてさて。本編へようこそ。
ここからは、
世界・世界観について
世界がどんな要素で構成されているか
を順番に解説していこう。
もうすでにサンクチュアリ構築の旅がスタートしているから、使えそうなものはメモったりしてどんどん吸収していってね。その際に、「自分ならどんな言葉を使うのか」なども考慮しながらやっていくと、より効率良く学んでいけると思う。
そもそも、世界・世界観って何?
まず僕の定義する世界とは、
『あらゆる要素の集合体で構成された、自分だけのフィールド』
のこと。
色んな具体例でそれぞれ考えてみよう。
例)ディズニーランドやUSJ
・アトラクション
・従業員
・理念
・キャラクター
・食べ物
・お土産ショップ
などなど、細かい要素によってディズニーランドや、USJという1つのテーマパークを作り出しているのが分かるかなと。アトラクションがあるだけでも駄目やし、キャラクターがただ練り歩いているだけでも、全く別物になってしまう。
それぞれの要素が上手くシナジーを生むことで、1つの空間として魅力なものを作り上げているわけ。
また、高級料理店とかの例で考えると、こんな感じ。
・美味しい料理
・エレガントなBGM
・豪華な装飾
・洗練された腕前のシェフ
・高等な教育を受けている店員
こんな感じに細分化できると思う。
これらの要素が重なりあって、『高級料理店』という世界観を作りだしている。
あと、僕がよく行くヘッドスパの場合であれば、
・暗い店内
・入った瞬間に外界の音が消える防音性
・癒しのBGM
・いい匂い
・高い技術を持ったスタッフ
などの要素が挙げられる。
では今度は、もう少し規模を拡大して、日本という枠組みで考えてみようか。日本という国は、どういう要素で作られているかを少し考えてみてほしい。
・・・おそらく、いくつか出てきたはず。
・日本語
・日本の文化
・日本人ならではの思想
・日本独自の建物
・土地
・宗教
ざっくりこんな感じかな。
これらの要素が複合し、日本という国が構成されている。世界の国々で、雰囲気が異なるのは、それぞれの国を構成する要素が全く違うから。
このように、あらゆる要素が複合した唯一無二の世界からは、世界観というものが滲み出ており、そこに人々が魅了されていくのだ。
世界観というのは、
『その世界から溢れている雰囲気や、独特のオーラ』
を指す。
「この空間って作り込みがすげえよなぁ」
「この人の話を聞いていると落ち着く」
「壮大な感じがして、ワクワクする」
「この作品には、没頭してしまうなぁ」
といった感覚を、一度は体験したことがあると思う。
これが世界観の正体。
直接目には見えないけど、色んな要素が複合して作り出されるエネルギー。
確実に他の場所にはなく、自分のフィールドでしか消費できない類のもの。
だから、その場所へ何度も足を運んで課金する。場から生じる心地よいエネルギーを知ってしまえば、病みつきになってしまう。
自分だけの世界を持っていれば、勝手に差別化が起こって競争という不毛なものに巻き込まれたりしない。だって、独自のものを持っているのに、誰と争うん?って話。
僕がこの1年半でやってきたのも、抽象度を上げれば
『世界を作り込む』
という作業に収束する。それだけで、ある程度の人が集まってきて、素晴らしい仲間にも恵まれた。市場がどうとか、ペルソナとかを無視しても、独自の世界が構築されていれば、そこまで問題はない。
<アフィリも自分の世界があれば、やり方が無限大になる>
アフィリツイートが最近めちゃくちゃ増えたけど、成約する人とそうではない人との違いは、自分の世界があるかどうか。自分の世界の中へ、他人のコンテンツを内包し、
「自分の世界を作るために必要でした! こういう人の役にも立つと思います。」
「この人のコンテンツで、これくらい自分がレベルアップできました!」
という打ち出し方をすれば、自然にアフィリを行える。
特典も世界の一部で、自分の世界を体験してもらうお試しチケット的な役割を果たす。その瞬間に稼ぐこともいいんやけど、まずは自分の世界の良さを知ってもらい、今後も長く自分の世界に止まってもらえた方がいいからね。
あるいは単にコンテンツを売るだけではなく、自分の考えた企画に参加してもらうための参加料として、アフィリをするやり方もある。
・そのコンテンツを用いた勉強会
・コンテンツを使ってアウトプットする場所を提供
・自分がコンテンツを熟読して、補足などを加えたコンテンツを配布
などなど、やり方は無限大。
これなら、「このコンテンツを用いて面白い企画をやります!」
という自然な流れで、アフィリを行うことができるから。
もちろん、人を集められる何かがないといけないし、企画を主催してやり遂げる力も求められる。
けどそこまで難しく考えずに、自分が知っていることや学んだことを、初心者とかに教えるくらいならできるはず。もしそのレベルに達していないなら、まずは自分が教えられる位置を目指すこと。
普通にアフィリツイートをするのも何かの企画を打ち出すのも、他者の力を借りていることに変わりはない。でも圧倒的な違いがある。
それは、
『自分の世界が他者との間に存在しているか』どうか。
ひたすら私欲丸出しのアフィリツイートをしている人は、他人の世界に依存しているだけで、そこに自分の世界が存在していない。
「どうか売れてくれ!」と神頼みをしているだけ。
せっかく自分の世界に遊びにきてくれた人に対して、
「今が買い時! 急がないと損するよ! お早めに! リンクどーん。」
こんなツイートばかりしていると、「うわぁうざ。この人の発信見るのやめるか。」
ってなるでしょ。
自分のアカウント上では自分が主人公。
だから、自分を起点に世界が作られていないと、個人で発信をやっている意味がない。違う世界の情報を垂れ流していてばかりいても、あなたの魅力を伝えることはできんわけで。
自分の世界がないというのは、主人公のいない物語を描いているのと同じ。
そうならないように、自分の世界を作り込んでいくことが大事。
という、アフィリの視点からも世界を作り込む優位性を話したところで、
どうやって世界が作られていくかを、次からの章で解説していこう。
魅力的なキャラクターの7属性
まずこの章では、『キャラクターの属性』というものをテーマにしよう。
キャラクターに触れる理由としては、
「情報発信をするのが自分という人間で、それを受け取るのも同じ人間」
やから。
全てをAIやネットに任せ、画面の向こうに人がいないのであれば、こんなことを考える必要はない。けど、所詮はそれらを利用しているだけ。文章を書き音声や動画を撮り、スライドを作っているのは僕たちで、受け取るのも同じ僕たちでしょ?
画面の向こうに人間が存在している以上、
キャラクターという概念を無視することはできない。
またコンテンツは、『その人から滲み出た思想が形となったもの』
やから、
そもそもその人に魅力がなければ、魅力的なものが出てこない。
だからこそ魅力的なキャラクターが何かを知り、自分の中へその要素を取り込むことが、面白いコンテンツを作るための第一歩なのだ。
面白いコンテンツは後々、世界を作り出す重要な要素になるからね。
この章で言うキャラクターというものは、
『作り込むものではなく、等身大の自分を表現した存在』
のこと。
RPGのゲームとかなら、1からキャラクターを詳細に作り込んでいくのが醍醐味やけど、情報発信でそれをやるのはおすすめしない。というのも、ずっと自分とかけ離れたキャラクターを演じ続けるのは、めちゃくちゃしんどいんでね。
ゲームの場合、自分とそのキャラクターは切り離された存在。
言い換えれば、別世界の自分を、現実世界の自分が操作しているだけ。
だから性別を変えたり、見た目をド派手にしたりなど全て自由で、どういう風に作り上げても問題ない。
でも、情報発信において現実とネットのキャラクターを全く別物にしてしまうと、本当の自分とは違う人格を演じ続けることになり、どこかで疲弊してしまう。
そりゃあ、自分が思ってもないことを発信したり、周りに合わせて善なことを悪だと言い続けてても、結局は自分に嘘をついているだけでしんどいだけ。
「本当はこう思うんやけどなぁ〜」
と感じても、キャラクターに矛盾が生じるのを防ぐためにその意見を捻じ曲げて、自我を押し殺す。
よっぽどの役者ではない限り、自分じゃない仮面を被り続けるのは難しいわけだ。もし自分が、
「俺は仮面をかぶるのが得意な役者やで!!」
という自覚があれば、一度やってみるといいかも。
それで1年くらい続けられたら、コンテンツにして売り出そう。結構売れると思うよ。
僕はそこまで器用じゃないから、できるだけリアルの自分と乖離がないものを、ネットの世界でも出していくようにしている。
その際、「人が魅力を感じるようなキャラクターの属性」というものに自分を当てはめて発信をしているんよね。
その属性がいくつかあるので、紹介していこうと思う。
上記の属性を持ち合わせていると、僕たちはその人やものに魅力を感じるようになっている。
別にこれらの要素は何がいいとか、どの要素の方が魅力的とかそんなものはない。
どれも魅力に感じる要素の1つやから、優劣とかは考えなくて大丈夫。
みんな違ってみんないいのだ。
これらの要素は単体で使っても、組み合わせて使っても良い。
ここで考えるべきことは、
『自分をありのままに表現した時、そこに現れる属性は何かを知る』
ということ。
重要なのが、『ありのまま』という点。
「この要素が良さそうやから寄せにいくか〜」
という打算的なことをしてキャラを演じても、疲れるだけ。
「これが素の自分でーす!」
と表現した時に、滲み出てくるようなものを打ち出していく必要がある。
自分だけで分からない場合は、
誰かにフィードバックをもらって、どんな印象を与えているかを聞いてみよう。
話している感じや文章から伝わってくる印象などを聞けば、自分がどんな要素を無意識に打ち出しているかがわかる。主観的な視点で感じたものと、客観的な視点で得られたものをミックスさせて考えれば、本当の自分に近いものが浮かび上がってくるはず。
僕の場合やと、③の知性と⑤の創造の要素が強いかな。
抽象的でやや難しい専門分野を扱いつつ、他の人には作れないようなコンテンツを作ったりしている。何かの専門性があれば知性は獲得できるから、おすすめかも。
僕の性格的に、色々なことを学ぶのに興味があるし、新しいものやユニークなものを作り出すことが昔から好きやったから、無理やり寄せにいってるわけじゃない。
また、独自の路線をゆく姿が、刺さる人には刺さっているらしいね。
他の章でも触れるけど、
「ジラ谷はなんか変わっているよなぁ〜」と感じる根底には、
「人と違うことをやって、新しい世界を作り出している」
という、知性と創造の要素が隠されているわけだ。
これらの要素を採用しているのは、僕の性格や内から湧き出るものをベースにしているから。違和感なく出せるものが、たまたまこの子たちやったってだけ。逆に、
「他の要素は、自分の中にあんまりないなぁ」
と感じるから、そこの部分を感じ取れる発信はあまりしていない。
この属性は、すぐに完成させれるようなものではなく、
1つのゴールとして目指すべきもの。
どういう属性が自分の中にあるかを見つけ、それを発信していく。
その積み重ねでキャラクターの印象が決まるのだ。
一貫性のある発信を続けていると、「あの人は〇〇な印象よね〜」というイメージが、相手の脳内に出来上がってくるから。
さていかがだったやろうか。
本編では、
『ジラ谷流コンセプトメイク』
『響くコンテンツ作成の秘技について』
『定義の重要性』
『独自視点の作り方』
などなど、世界観を構築するための素材が盛りだくさん。
興味がある人は、ぜひ遊びに来てね。